えじりん

 昨日の日本ハム対ヤクルト戦で、日本ハムの江尻慎太郎投手が2007年9月以来の一軍登板を果たしました。結果は1回と1/3を無失点、1奪三振(球数7!)。
 今年でハムファンになって9年目になりますが、正直言って日本一になった時より嬉しかった。抑えたから嬉しいんじゃなくて、無事に一軍に戻ってきたというのが滅茶苦茶嬉しい。
 ハムファンの方ならこの感覚分かると思います。

 江尻投手ご本人のことは知りませんけど、経歴だけ見ると物凄い苦労人です。
 二浪して大学進学、自由枠で2002年に日ハムに入団、2007年にようやく年間通して活躍するものの、肘の故障でシーズン後に大手術、丸一年をリハビリに費やすことに。
 ハムに自由枠で来てくれる時点でもう俺の好感度はMAXでずっと応援していたので、手術と聞いた時は本当に凹みましたよ。

 江尻投手が受けたトミー・ジョン手術はどういうわけか術後に球速が上がる投手が多いらしく、更に今年のシーズン開幕後に(!)サイドスローに転向したので、2007年以前の江尻投手しか知らない俺はたぶん「New江尻」を見たらビビるか泣くかのどっちかだろうなぁと予想しています。
 ハムでは数少ない150km/hを投げる投手だし、それでサイドスローともなれば目指せ和製イム・チャンヨン!なのですが、今はとにかくじっくりと復帰を喜ぼうと思います。

 そして改めて、投手の肩は消耗品であると実感しました。
 この点はNPBはMLBを見習うべきです。


投稿日

カテゴリー:

投稿者:

タグ:

コメント

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です